亡くなったペットの“いま”を知りたい人へ
私の世界が変わった最初の出来事
亡くなったペットはいま、どんな場所で、どんな気持ちで過ごしているのか。
その答えの入り口は、私にとって突然の出来事でした。
今日は、すべての始まりとなった体験を書いてみようと思います。
私は「亡くなったペットの“いま”を伝える仕事」をしています。
ただその子たちが、いまどんな場所で、どんな安心の中で過ごしているのか。
そしてあなたにどんな気持ちを向けているのか。
その温かい“現在”を受け取り、言葉と絵で形にしてお届けしています。
そして私が初めてその世界に触れたのは、最愛のハリネズミ パンク を見送った後でした。
パンクが初めて見せてくれた「天国の姿」
パンクが旅立ったとき、私は深い悲しみの中にいました。
いわゆるペットロスです。
何も手につかず、涙が溢れて後悔の念に押しつぶされる日々でした。
そこで私はアニマルコミュニケーションというものに出会います。
アニマルコミュニケーションのセッションを受け、パンクからの声を聞いたことで、私はペットロスから徐々に抜け出すことができました。
そして私と同じく悲しみや後悔に陥りペットロスから抜け出せずにいる方々を、アニマルコミュニケーションで助けたい、ペットさんとの絆を深める手伝いをしたいと思い、アニマルコミュニケーションを習得しました。
その練習中に私はパンクとお話しをしていました。
自分で天国の様子を聞くのは初めてでしたが、パンクはとても元気な姿を見せてくれました。
そして“軽やかで安心した笑顔”でした。
苦しみも痛みもなく、まるで光の中で自由に呼吸しているような表情。
私は、「天国はこんな楽しい世界なんだ」「動物たちは、こんな優しい時間を過ごしているんだ」と初めて気づきました。
怖くもない、悲しみもない、暖かく楽しく、希望に満ち溢れた世界。
動物たちの魂にとっては楽園。
パンクが見せてくれたその姿が、私の人生を変えた最初の光でした。
そんな素晴らしい世界を多くの方に知らせたいと思い始めました。

私が「いま」を伝えたい理由
あの時もっと〇〇してあげればよかった。
最期の表情ばかりが頭に浮かぶ。
どうしても悲しみが消えない。
亡くなったペットのことを考えると、人はどうしても “過去” に心が向きがちです。
どうしても思い出や後悔に心が向いてしまいます。
私自身がそうでした。
もちろん楽しかった思い出に浸るのは問題ありません。
ただ悲しみや後悔に押しつぶされていると、そこから抜け出せず、今も未来も全く見えなくなってしまうのです。
だからこそ私は、過去ではなく“いまの姿”を知ってほしいと強く思っています。
天国の動物たちは、後悔や悲しみの中にはいません。
- 自分らしい姿で
- 自分の好きな世界で
- あなたを優しく想いながら
- いまの時間を生きています
その“今”の姿を知ることで、結果的に私たち飼い主の心にほんの少しの光が戻ることがあります。
天国の動物たちは、悲しみでも苦しみでもなく、その子らしい自由と安心の世界で過ごしています。
これは“再会の未来”ではなく、その子がいま幸せに生きているからこそ生まれる、小さな希望 です。
すべての始まりはパンクでした
パンクと出逢わなければ、いま私はこの仕事をしていません。
(これは私と出会ったパンク自身の使命だったということものちに分かりました。)
- 天国ではどんな風に過ごしているのか
- なんのお仕事をしているのか
- その子がどんな表情をしているのか
これを感じ取り、言葉と絵として届けることが今の“私の役目”です。
これから何回かに分けてこのブログでは、
天国の世界のこと、
動物たちが教えてくれたこと、
そして私が絵としてどのように受け取っているのかを
少しずつ書いていこうと思います。

